巫術(読み)フジュツ

精選版 日本国語大辞典 「巫術」の意味・読み・例文・類語

ふ‐じゅつ【巫術】

  1. 〘 名詞 〙 ( 古くは「ぶじゅつ」とも ) 原始宗教一つ巫女が、精霊と交わった一種没我境地なかで、悪霊病魔退散吉凶判断予言などを行なうもの。→シャーマニズム
    1. [初出の実例]「戻執巫術、逆占吉凶」(出典続日本紀‐養老元年(717)四月壬辰)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「巫術」の読み・字形・画数・意味

【巫術】ふじゆつ

祈りや祓い。〔後漢書、方術下、徐登伝〕徐登は中の人なり。本(もと)女子なり。して夫と爲る。善く巫を爲す。~乃ち溪水を禁ずるに、水、爲にれず。

字通「巫」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android