デジタル大辞泉 「ポポカテペトル山」の意味・読み・例文・類語 ポポカテペトル‐さん【ポポカテペトル山】 《Volcán Popocatépetl》メキシコ中部にある火山。首都メキシコシティーの南東約70キロメートル、メキシコ州とプエブラ州の州境に位置する。同国第2の高峰で、標高5426メートル。北約15キロメートルにあるイスタクシワトル山と双子火山をなし、周辺一帯がイスタクシワトルポポカテペトル国立公園に指定されている。美しい山容の成層火山で、山頂は万年雪を頂く。山腹に16世紀初頭に創設された修道院が散在し、1994年、「ポポカテペトル山腹の16世紀初頭の修道院群」の名称で世界遺産(文化遺産)に登録された。ポポカテペトル火山。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「ポポカテペトル山」の意味・読み・例文・類語 ポポカテペトル‐さん【ポポカテペトル山】 ( ポポカテペトルはPopocatépetl ) メキシコシティの南東方にそびえる活火山。標高五四五二メートル。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
改訂新版 世界大百科事典 「ポポカテペトル山」の意味・わかりやすい解説 ポポカテペトル[山]Volcán Popocatépetl メキシコ中央部,東西に連なる新期火山帯の東端にある火山。標高5452m。ナワトル語で〈煙の山〉の意。プエブラ州,メキシコ州,モレロス州の境となる。メキシコ市の南東70kmにある。オリサバ山(5699m)に次ぐメキシコ第2の高峰で,いつも山頂に雪を頂いた美しい円錐形の山体をもち,直径600mの山頂の火口から噴煙を上げている。200年ほどの活動休止のあと,1927年に噴火した。1519年にH.コルテスの部下が登頂した。執筆者:田嶋 久 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報 Sponserd by