マスク依存症(読み)ますくいぞんしょう

知恵蔵mini 「マスク依存症」の解説

マスク依存症

カゼ予防や花粉症対策といった本来の目的以外に、身体的なコンプレックスを隠したり、他人とのコミュニケーションを避けたりするためにマスクを常用し、手放せなくなる状態を指す俗語ファッション仮面のような感覚でマスクを用いる「伊達マスク」の延長線上にある状態と考えられ、特に若年層の女性にマスクへの依存を自認する人が増加傾向にある。「マスク依存症」という言葉出自は明らかではないが、2016年1月に臨床心理士がマスク依存症やその弊害について論じた記事が話題となり、ネット上に広く拡散された。

(2016-1-15)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

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