ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「マニプル州」の意味・わかりやすい解説 マニプル〔州〕マニプルManipur インド北東部にある州。ミャンマーと国境を接する。 1891年からイギリスの統治下に入り,独立後,1949年から連邦直轄地,72年に州となった。州都はインパール。マニプル丘陵を占め,州域の大半は森林でチーク材の産出が多く,谷底平野では焼畑農業が行われ,イネ,サトウキビを栽培。ほかに手織物を特産し,淡水漁業も盛ん。住民は北部はナーガ族,南部にはクキ族が居住。第2次世界大戦では,インパール進攻をめざす日本軍との激戦地となった。面積2万 2327km2。人口 182万 6714 (1991) 。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by