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マンダン族 マンダンぞくMandan

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

マンダン族
マンダンぞく
Mandan

スー語を話す北アメリカインディアンの一民族。ミズーリ川流域で半定住村落生活を営み,先住民としては最も豊かな生活をおくっていた。トウモロコシ,豆,カボチャなどの栽培や野牛狩りに従事していたほか,洗練された土器や織物の製作によって広く知られていた。彼らの宗教生活は,太陽踊りやオキパ祭を頂点として組織され,呪物の束に対する信仰や熊祭などの儀礼も行われた。村は 12~100戸の家屋から成り,各村には戦闘首長,平和首長,および村長がおかれた。年齢組体系による戦士集団をはじめとして,多くの社会集団が発達していた。野牛の皮に英雄の功績を描いた絵は,特徴的な工芸として有名である。 1750年には9つの村が存在したが,伝染病のために 1800年には2つに減った。今日ではノースダコタ州指定居留地をもつ。

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世界大百科事典内のマンダン族の言及

【洪水神話】より

…カリフォルニアのルイセイニョ族では,人類のほとんどを溺死させた洪水のとき,小山に避難した少数の者だけが助かった。 洪水神話と関連した儀礼としては,たとえば北アメリカ大平原のマンダン族は洪水のおさまった記念に毎年祭りをもよおしていた。原古の大災厄神話としては洪水神話が代表的なものだが,大火神話もある。…

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