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マーガ マーガMāgha

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

マーガ
Māgha

7~8世紀頃のインドサンスクリット詩人。技巧的叙事詩『シシュパーラ・バダ』 Śiśupālavadha (『シシュパーラの破滅』) の作者として知られている。これは大叙事詩『マハーバーラタ』から題材を取り,チェーディ国のシシュパーラ王が,クリシュナ神を冒涜した神罰によって破滅する物語で,自然,戦闘,愛欲の描写にすぐれているが,特に韻律,修辞における技巧の点で名高い。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

マーガ
まーが
Mgha

生没年未詳。インドのサンスクリット詩人。7世紀ごろ活躍。技巧的叙事詩『シシュパーラバダ』(シシュパーラの破滅)の作者として韻律・修辞上に非凡の才能を示した。この叙事詩は20章からなり、題材を『マハーバーラタ』からとり、チェーディの王シシュパーラがクリシュナ天を冒涜(ぼうとく)した神罰で破滅する物語。その才筆は全編にみられる愛欲的叙述に、とくに顕著である。[田中於莵弥]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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世界大百科事典内のマーガの言及

【インド文学】より

…抒情詩壇においては3種の〈シャタカ〉(百頌の詩集)の作者バルトリハリ(7世紀)の名が最も高く,恋愛詩人アマル(8世紀),ビルハナ(11世紀),ジャヤデーバ(12世紀)らの詩人が輩出した。叙事詩においてはバーラビ(6世紀),バッティBhaṭṭi(7世紀),マーガ(8世紀)らが出て,古代の二大叙事詩に取材して詩的技巧に才腕をふるい,カルハナ(12世紀)はカシミール王統の歴史を述べた《ラージャタランギニー》(1148)によって特異の地位を占めている。戯曲においてカーリダーサと並び称されるのは傑作《マーラティー・マーダバ》ほか2編を残したババブーティ(8世紀)である。…

※「マーガ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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