コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

冒涜 ぼうとくblasphemy

翻訳|blasphemy

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

冒涜
ぼうとく
blasphemy

キリスト教では「涜神」ともいい,言葉や行為によって神に侮辱を与えること。神をけがすことや不敬を伴わないかぎり,神の存在を否定したり,特定の信条を疑い,否定しても必ずしも涜とはならない。イスラムでは神だけではなく,ムハンマドに対する侮辱も冒となる。冒涜に対する罰はすでに旧約聖書において石打ちの刑と定められており,のちのユスチニアヌス法典 (→勅法彙纂 ) や中世の立法も社会への犯罪として死刑に定めている。啓蒙時代以降政教分離とともに冒涜は国家への罪とは認められていない。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

デジタル大辞泉の解説

ぼう‐とく【冒×涜】

[名・形動](スル)神聖なもの、清浄なものをおかし、けがすこと。「神を冒涜する」
「附近に人が居るのを知ると、ハッとしてその―な口を緘(つぐ)んだ」〈菊池寛忠直卿行状記

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

冒涜の関連キーワードケリー(Mike Kelley)全国水平社/綱領・宣言・決議テキサス州対ジョンソン裁判天津にはられた義和団のビラジェラード・K. レーベアリスタルコス[サモス]筑波大助教授殺人事件イスラム教への冒涜罪ジャン リシュパン《悪魔の詩》事件『悪魔の詩』事件テオドルス2世デュビュッフェイスラムの背教ベルシャザール反軍演説問題ビリディアナサリンジャーボバリー夫人津田左右吉

今日のキーワード

天網恢恢疎にして漏らさず

《「老子」73章から》天の張る網は、広くて一見目が粗いようであるが、悪人を網の目から漏らすことはない。悪事を行えば必ず捕らえられ、天罰をこうむるということ。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

冒涜の関連情報