才筆(読み)サイヒツ

デジタル大辞泉 「才筆」の意味・読み・例文・類語

さい‐ひつ【才筆】

うまい文章。また、文章を書く才能文才。「才筆を振るう」
[類語]名文麗筆美文雅文達文

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精選版 日本国語大辞典 「才筆」の意味・読み・例文・類語

さい‐ひつ【才筆】

  1. 〘 名詞 〙 すぐれた文章をつくること。また、その文や才能。
    1. [初出の実例]「千変万化の文体を用ひて千変万化の思を吐くもの之を完全の才筆(サイヒツ)といふ」(出典小説神髄(1885‐86)〈坪内逍遙〉上)
    2. [その他の文献]〔北史‐裴延儁伝〕

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普及版 字通 「才筆」の読み・字形・画数・意味

【才筆】さいひつ

文才。文才ある詩文。〔魏書、裴延儁伝〕儁少(わか)くして、後母に事(つか)ふるに孝を以て聞ゆ。三墳など、古代典籍)を獵(せふれふ)して、頗(すこ)ぶる才筆り。

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