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ミシュテカ族 ミシュテカぞくMixtec

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ミシュテカ族
ミシュテカぞく
Mixtec

メキシコ,オアハカ州の北部と西部に住む農耕民。高地,低地海岸平野の3グループに分れるが,それぞれトウモロコシを中心とする焼畑農耕を営む。人口約 48万と推定される。 10世紀以来オアハカ一帯に強大な勢力をもつ高文化を生み,発達した成層社会国家を築いた。当時の絵文書コデクスは社会や宗教の様子を克明に描いている。またアステカ時代にも,すぐれた装飾土器や貴金属工芸品の製作で知られていた。植民地時代以降,高文化は失われ,山村に散住するようになったが,儀礼アニミズム,生活様式などは伝統文化を持続している。独特の巻スカートなど女性の伝統的衣装は,村内における富裕さの一つの象徴として重視されている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典内のミシュテカ族の言及

【オアハカ文化】より

…重厚な建築,地下墳墓群にみる豊かな副葬品,多くの神々の存在,より発達した文字と暦の体系など,より奥深い研究を必要とする文化である。900年ころになるとサポテカ文化は急速に衰え,かわってミシュテカ族が台頭してくる。ミシュテカ族は,伝承によると7世紀ころメキシコ中央部に新しい知識を伝えた,とされているが,その起源は謎に満ちている。…

※「ミシュテカ族」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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