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ミネアポリス・鉄橋崩落事故 みねあぽりすてっきょうほうらくじこ

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知恵蔵2015の解説

ミネアポリス・鉄橋崩落事故

2007年8月1日、ミネソタ州ミネアポリスで、ミシシッピ川に架かり、州間幹線道路の通る、築40年、全長581m、通行量1日14万台、三角形に鉄骨を組んだトラス構造の鉄橋が、一瞬にして崩壊した。60台余の車両が転落、死者は13人、負傷者は100人を超えた。崩壊の衝撃的場面はテレビで流されて全米の国民の恐怖感をかき立て、遠回りしても橋を避けようとする人たちが急増。「橋恐怖症」(bridge-phobia)という新語まで生まれた。この橋は2020年に架け替える予定で、過去の検査では、構造的な問題はあるが、直ちに危険があるわけではないとされていた。点検のずさんさと、維持・修復のための措置が予算不足で後回しにされてきたことが、この大事故につながったと考えられる。構造に問題ありとされたり、機能の旧式化を指摘された橋は、全米のおよそ4分の1に上るといわれる。

(井上健 東京大学大学院総合文化研究科教授 / 2008年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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