コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ムカシヨモギ(昔蓬) ムカシヨモギErigeron acris var. kamtschaticus

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ムカシヨモギ(昔蓬)
ムカシヨモギ
Erigeron acris var. kamtschaticus

キク科の多年草で,ヤナギヨモギともいう。本州中部から北海道,サハリン,千島,カムチャツカにかけての温帯から寒帯に分布する。山地の乾燥した草地や谷川沿いの砂地に生える。茎は多数分枝し高さ 60cmほどになり,下部は赤紫色を帯び,軟毛を生じることがある。葉は3~6cmの細長い披針形でまばらに鋸歯があり,縁に毛をもつものもある。秋,各枝先に白色の頭状花を1つずつつける。総包片は線状披針形で,粉状の細毛をもつ。ごく近縁のものに本州や四国にみられるホソバムカシヨモギ E. acris var. linea-rifoliusおよびアジア,ヨーロッパの温帯から寒帯に分布するエゾムカシヨモギ E. acris var. acrisがある。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

今日のキーワード

アウフヘーベン

ヘーゲル弁証法の基本概念の一。あるものを否定しつつも、より高次の統一の段階で生かし保存すること。止揚。揚棄。→アン‐ウント‐フュール‐ジッヒ →弁証法...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android