ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ムカッラー」の意味・わかりやすい解説 ムカッラーAl-Mukallā イエメン南部,ハドラマウト地方の漁港。アラビア半島南岸ではアデンに次ぐ主要港。アデンの東北東約 500kmに位置する。6月から9月までの南西季節風の時期は,港の機能が落ち,南西のブルーム港が待避港として用いられる。町は高い家並みと細い街路が続いている。漁業の中心地で,船舶製造,石灰製造,製革業が行われ,ごま油,油粕を産する。水産物,タバコ,蜂蜜を輸出する。東北東 24kmにリヤン空港がある。人口約4万 5000。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by
百科事典マイペディア 「ムカッラー」の意味・わかりやすい解説 ムカッラー イエメンの中南部の町。ハドラマウト地方の中心地で,アデン湾に臨む同国東半の唯一の港町である。漁業の中心地で,魚の缶詰,魚粉などの加工場がある。また交易の中心地でもあり,魚の加工品やタバコ,コーヒーなどを輸出している。人口14万4137人(2005)。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報 Sponserd by