メイストーム(読み)めいすとーむ(その他表記)May storm

デジタル大辞泉 「メイストーム」の意味・読み・例文・類語

メイ‐ストーム

《〈和〉May+storm》⇒メーストーム

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精選版 日本国語大辞典 「メイストーム」の意味・読み・例文・類語

メイ‐ストーム

  1. 〘 名詞 〙 ( 洋語May storm )[ 異表記 ] メーストーム 五月頃、日本海に発達する温帯低気圧日本暴風雨をもたらす。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「メイストーム」の意味・わかりやすい解説

メイ・ストーム
めいすとーむ
May storm

1954年(昭和29)5月9日から10日にかけ、猛烈に発達しながら日本海を進んだ低気圧があった。船舶の大遭難が起こり、北日本各地に最低気圧の新記録を残した。昭和30年代に入り、電子計算機を用いての数値予報開発にあたっていたグループがこの低気圧を対象として計算実験を行い、報告なかでメイ・ストームと命名した。転じて、5月の暴風雨をもたらす低気圧を警戒する用語となった。

[平塚和夫]

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