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モグーリスターン・ハーン国 モグーリスターンハーンこく

世界大百科事典 第2版の解説

モグーリスターンハーンこく【モグーリスターン・ハーン国】

14世紀中葉~16世紀初頭,天山山中からセミレチエにかけての遊牧地帯モグーリスターンMoghūlistānを本拠に東トルキスタンを支配したモンゴル人の国家。モグーリスターンとは,〈モグール〉すなわち〈モンゴル人〉の土地を意味するペルシア語。モグール・ウルス,東チャガタイ・ハーン国ともいう。14世紀の40年代に,チャガタイ・ハーン国東西分裂の結果として成立した。 西チャガタイ・ハーン国では,王族らが急速に定住民化・イスラム化していったのに対して,この国のハーンたちは,シャマニズムの信仰とチンギス・ハーンの定めたヤサ(ジャサク)法の遵守を主張して,モンゴル遊牧民の伝統的生活を維持することに努めた。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

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