セミレチエ(その他表記)Semirech'e

山川 世界史小辞典 改訂新版 「セミレチエ」の解説

セミレチエ
Semirech'e

ロシア語で「七河の地」の意味カザフ語でジェティスー。イッシク・クル(Issyk Kul),バルハシ(Balkhash)両湖の間の地域中心とする。古来烏孫(うそん)突厥(とっけつ)カルルク西遼チャガタイ・ハン国などが興亡

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「セミレチエ」の意味・わかりやすい解説

セミレチエ
Semirech'e

カザフスタン南東部をいう。北はバルハシ湖,北東はアラコル湖,南東はジュンガルスキーアラタウ,南は天山山脈の間の地域をさす。セミレチエとはロシア語で七河地方の意味で,バルハシ湖に流入する主要な川が7つあることに由来する。古来遊牧民の地域であるが,また灌漑の便のあるところでは農耕が行われ,都市が発達していた。 19世紀なかばにロシアに併合された。カザフ語ではジェティスーという。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

日本の年中行事。年末に天井や壁にたまった煤を取除き大掃除をすること。近年は正月休みに入る 12月 29日とか 30日が多いが,伝統的には 12月 13日に行なった。この日は正月を迎えるための準備を開始...

煤払いの用語解説を読む