ヤヴォルとシフィドニツァの平和教会群(読み)ヤヴォルとシフィドニツァのへいわきょうかいぐん

世界遺産詳解 の解説

ヤヴォルとシフィドニツァのへいわきょうかいぐん【ヤヴォルとシフィドニツァの平和教会群】

2001年に登録されたポーランド世界遺産文化遺産)で、シレジア地方のブロツワフ市近郊に位置する。1648年のウェストファリア条約によって30年戦争(1618~1648年)が終わり、カトリック支配が決定したシレジア地方で、プロテスタントはヤヴォルとシフィドニツァの福音ルーテル教会の教会堂を2つだけ建造することが許された。人類歴史上、重要な時代を例証するものとして、世界遺産に登録された。◇英名はChurches of Peace in Jawor and Swidnica

出典 講談社世界遺産詳解について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android