ヨベルの書(読み)ヨベルのしょ(その他表記)Book of Jubilees

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ヨベルの書」の意味・わかりやすい解説

ヨベルの書
ヨベルのしょ
Book of Jubilees

旧約聖書偽典の一つ。前2世紀後半の作といわれる。原典ヘブライ語で書かれ,エチオピア語訳,ラテン語訳断片がある。内容は,主なる神がシナイ山モーセに契約の板を与えたとき,天地創造から『出エジプト記』 12章までの歴史を各 49年から成る 49ヨベルに分けて述べたものに著者がエッセネ派の律法厳守の立場から祭儀式や倫理について解釈を与えたもの。別名『小創世記』という。クムラン文書本書のヘブライ語断片が発見され,またエチオピア北部のファラーシャ部族の間では正典と同様に重んじられている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

二十四節気の一つで,二至 (夏至,冬至) ,二分 (春分,秋分) として四季の中央におかれた中気。元来,春分は太陰太陽暦の2月中 (2月後半) のことで,太陽の黄経が0°に達した日 (太陽暦の3月 2...

春分の用語解説を読む