ラビットスクーター

日本の自動車技術240選 「ラビットスクーター」の解説

ラビットスクーター

米軍落下傘部隊のスクーターポウエル』をサンプルとして終戦直後に産声をあげた『ラビットスクーター』は、日本最初のスクーターとして爆発的なブームを巻き起こし、戦後の乗り物の世界に一大変革をもたらした。保管場所富士重工業株式会社群馬製作所本工場内スバルギャラリー (〒373-8555 群馬県太田市東本町10-1)
製作(製造)年1946
製作者(社)富士重工業株式会社
資料の種類量産車
現状展示(静態)・公開
車名ラビットスクーター
型式S-1型
会社名富士重工業株式会社
車種・用途二輪車
実車所在/模型スバルギャラリー(太田)
製作開始年1946
乗員1
車両重量75kg
エピソード・話題性「ラビット」の愛称で販売し爆発的な人気を博した
全長1547mm
全幅545mm
全高940mm
特徴フレームはパイプ製の梯子型
軸距1115mm
特徴走行中の増減速操作はペダルとスロットレバーの併用
種類空冷
気筒配列単気筒直立
弁機構ローソン型サイドバルブ
内径x行程55×57mm
排気量135cc
点火系  
最高出力/回転数2/3, 000(PS/rpm)
燃料タンク容量5.6L
特徴 
変速機遠心クラッチ押しかけ式
燃費率35km/L
参考文献『私のラビット物語』日刊自動車新聞社発行
その他事項積載重量:55kg;タイヤサイズ:12インチ;足ブレーキ:足動1系統;最高速度:60km/h;

出典 社団法人自動車技術会日本の自動車技術240選について 情報

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