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ランプシニトゥス Rhampsinitus

世界大百科事典 第2版の解説

ランプシニトゥス【Rhampsinitus】

エジプトの架空の王の名。ギリシアの歴史家ヘロドトスが,伝承の怪盗物語を再話したとき,王の名をランプシニトス(ラテン語読みでランプシニトゥス)としたため,この名がある。 ランプシニトゥス王の宝物殿を建てた大工は,壁の石を1個だけ抜けるようにつくる。死の直前,大工は2人の息子にそれを打ち明ける。宝物殿が荒らされるので,王は中にわなを仕掛けさせる。兄がわなにかかるが,兄は身許が知られないようにと,自分の首を切り落とすことを弟に命じる。

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世界大百科事典内のランプシニトゥスの言及

【トロフォニオス】より

…この神託所は前6世紀以降有名となり,リュディア王クロイソス,マケドニア王フィリッポス2世などの有力者も神意伺いの使者を遣わした。なお,ヘロドトスの《歴史》第2巻には,上記の首切り話に酷似したエジプト王ランプシニトスRhampsinitos(ラテン名でランプシニトゥス)の宝蔵の物語がある。【水谷 智洋】。…

※「ランプシニトゥス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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