ラーマン(アブドゥル)(英語表記)Tenku Abdul Rahman Putra

旺文社世界史事典 三訂版 「ラーマン(アブドゥル)」の解説

ラーマン(アブドゥル)
Tenku Abdul Rahman Putra

1903〜90
マレーシア連邦の政治家
第二次世界大戦後,統一マレー国民組織(UMNO)を結成し,1951年党首となる。1957年マラヤ連邦の独立達成後,同連邦の首相就任。1963年に結成されたマレーシア連邦の初代首相となり,マレー人・中国人・インド人からなる複合民族国家リーダーとして活躍,「マレーシアの父」と呼ばれた。しかし,その後,人種対立の激化の中で1970年辞任した。

出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報

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