リポタンパク質リパーゼ

栄養・生化学辞典 「リポタンパク質リパーゼ」の解説

リポタンパク質リパーゼ

 [EC3.1.1.34].リポタンパク質態のトリアシルグリセロールのエステル結合を加水分解する反応を触媒するリパーゼ.末梢組織の毛細血管の管壁に存在し,血漿リポタンパク質に含まれるトリアシルグリセロールを加水分解して組織へ取り込ませる.一方,脂肪組織にはホルモン感受性リパーゼが存在し,脂肪動員にあたってホルモンの指令を受けて貯蔵されている脂肪を加水分解して生体にエネルギー源を供給する.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のリポタンパク質リパーゼの言及

【リパーゼ】より

…胃にもリパーゼが存在するが,胃液のような酸性環境の中では作用しないといわれ,エステラーゼとして区別されることがある。また,血清中のリパーゼはリポタンパク質リパーゼと呼ばれカイロミクロンや超低比重リポタンパク質(ULDL)を加水分解し,血液を透明にすることから,透明化因子とも呼ばれる。血液以外の組織のリポタンパク質リパーゼは,貯蔵された脂肪から脂肪酸を取り出す機能に関与している。…

※「リポタンパク質リパーゼ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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