精選版 日本国語大辞典 「りゅうびんたい科」の意味・読み・例文・類語 りゅうびんたい‐か‥クヮ【りゅうびんたい科】 〘 名詞 〙 シダ植物の科名。葉柄の基部には肉質に肥厚した葉枕がある。葉は一~二回羽状複葉。葉脈は遊離する。胞子嚢は真嚢で遊離し側脈上に二列に並んでつき胞子嚢群をつくる。旧世界の熱帯・亜熱帯を中心に分布。日本にはリュウビンタイなど数種ある。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「りゅうびんたい科」の意味・わかりやすい解説 リュウビンタイ科リュウビンタイかMarattiaceae シダ植物リュウビンタイ目に属する。4属約 150種があり,旧世界の熱帯,亜熱帯に分布する。日本には2属4種が知られている。根茎は短く匍匐するか,または直立して塊状。葉は1~2回羽状複生する。葉柄の基部は肥厚し,根茎と関節する。葉脈は遊離する。胞子嚢は1個以上の細胞層からなる。胞子嚢群をつくり内側で縦に裂ける。本科を細分してリュウビンタイ科 (狭義) Angiopteridaceaeを独立させることもある。この場合,4属がそれぞれ4科に対応することになる。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by