出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
葉柄の基部や各小葉の基部にある膨らみをいう。オジギソウ、ネムノキ、カタバミなど、昼夜の日周期や接触などの刺激によって、複葉の各小葉が接近したり離れたり、葉の全体が垂れたり立ったりする植物で顕著にみられる。とくに小葉基部のものを小葉枕とよび、全体の基部にある葉枕と区別することもある。これらの部分では、維管束は中央に寄り集まって器官が屈曲しやすくなっており、大部分の体積は細胞間隙(かんげき)に富む柔組織で占められている。向軸側と背軸側とで柔組織の膨圧が変わり、一方では増加し他方では減少することによって、葉の姿勢が変化する。膨圧変化の原因として、カリウムの移動が重要であることなどがわかっている。
[福田泰二]
敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...
4/12 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
4/12 デジタル大辞泉を更新
4/12 デジタル大辞泉プラスを更新
3/11 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
2/13 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新