リューダース線（読み）リューダースせん

精選版 日本国語大辞典

リューダース‐せん【リューダース線】

〘名〙 (リューダースは Lüders ドイツの工学者の名から) 材料が弾性限界をこえるとき、材料の原子間の結合力の弱い所にできる断層の境界線。

※自然界の縞模様（1933）〈寺田寅彦〉「実物試片のリューダー線や、『目に見える割れ目』と大体一致してゐたとしても」

出典　精選版 日本国語大辞典

法則の辞典

リューダース線【Lüder's line】

金属材料を弾性限界以上に変形させたとき，表面に出現する細かい線の集合．リューダース帯＊ということもある．

出典　朝倉書店

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

リューダース線
リューダースせん

「リューダース帯」のページをご覧ください。

出典　ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典