ルゴンマッカール叢書(読み)ルーゴンマッカールそうしょ

精選版 日本国語大辞典 「ルゴンマッカール叢書」の意味・読み・例文・類語

ルーゴンマッカールそうしょ【ルーゴンマッカール叢書・ルーゴンマッカール双サウ書】

  1. ( 原題[フランス語] Les Rougon-Macquart, Histoire naturelle et sociale d'une famille sous le Second Empire ) 小説。二〇巻。ゾラ作。一八七一~九三年刊。生理学的分析を用いてフランス第二帝政時代を描こうとした自然主義一連長編小説。ルーゴン家とマッカール家との子孫が、環境と遺伝に支配されるという構想で、「居酒屋」「ナナ」などを含む。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android