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なな ナナ

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デジタル大辞泉の解説

な‐な

[連語]
《上代東国方言》活用語の未然形に付く。…ないで。…ずに。
「我が背なを筑紫へ遣(や)りて愛(うつく)しみ帯は解か―あやにかも寝も」〈・四四二二〉
[補説]前の「な」は打消しの助動詞「ず」の古い未然形。後の「な」については、打消しの助動詞「ず」の古い未然形、または終助詞、あるいは助詞「に」の音変化した「な」などとする説がある。万葉集東歌にだけみられる。
《完了の助動詞「ぬ」の未然形+終助詞「な」。上代語》活用語の連用形に付く。…てしまいたい。…てしまおう。
「秋の田の穂向(ほむ)きの寄れる片寄りに君に寄り―言痛(こちた)くありとも」〈・一一四〉

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大辞林 第三版の解説

なな

( 連語 )
〔上代東国方言。上代における打ち消しの助動詞「ぬ」の未然形「な」の重複したもの〕
…ないで。…ずに。 「梓弓あずさゆみ末に玉巻きかくすすそ寝-なりにし奥をかぬかぬ/万葉集 3487」 「我が門かどの片山椿まこと汝なれ我が手触れ-地つちに落ちもかも/万葉集 4418」 〔上代における打ち消しの助動詞「ぬ」の終止形の重複したもの、上代における打ち消しの助動詞「ぬ」の未然形「な」に助詞「に」の付いたものなどの説もある〕

なな

( 連語 )
〔上代語。完了の助動詞「ぬ」の未然形「な」に希望の終助詞「な」の付いたもの〕
話し手のひたすらな希望や決意を表す。…してしまいたいな。…してしまおうよ。 「君に寄り-言痛こちたくありとも/万葉集 114

出典|三省堂
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