ロイコマイシン(その他表記)leucomycin

デジタル大辞泉 「ロイコマイシン」の意味・読み・例文・類語

ロイコマイシン(leucomycin)

扁桃へんとう肺炎などの感染症治療に用いるマクロライド系抗生物質キタサマイシン

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ロイコマイシン」の意味・わかりやすい解説

ロイコマイシン
leucomycin

キタサマイシンともいう。 1953年北里研究所の秦藤樹が,土壌中の放線菌の一種 Streptomyces kitasatoensisから得た国産マクロライド系抗生物質グラム陽性菌一部グラム陰性菌スピロヘータリケッチア,大型ウイルスに有効とされている。

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化学辞典 第2版 「ロイコマイシン」の解説

ロイコマイシン
ロイコマイシン
leucomycin

[同義異語]キタサマイシン

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

世界大百科事典(旧版)内のロイコマイシンの言及

【抗生物質】より

…内服で与えても吸収がよく,組織移行性が高く,副作用も少ないので,よく用いられる。秦藤樹らによって発見されたロイコマイシン(キタサマイシン),梅沢浜夫らのジョサマイシンもマクロライド系に属し,スピラマイシンもこの系に属する。生物活性,耐性などもエリスロマイシンに類似しており,治療薬として用いられている。…

※「ロイコマイシン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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