ロスグラシアレス国立公園(読み)ロスグラシアレスコクリツコウエン(その他表記)Parque Nacional los Glaciares

デジタル大辞泉 の解説

ロスグラシアレス‐こくりつこうえん〔‐コクリツコウヱン〕【ロスグラシアレス国立公園】

Parque Nacional Los Glaciares》アルゼンチン南部、パタゴニア地方の国立公園ペリトモレノ氷河ウプサラ氷河スペガッツィーニ氷河をはじめ、40以上の氷河群がある。総面積4459平方キロメートル。1981年に「ロスグラシアレス」の名で世界遺産自然遺産)に登録された。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

ロスグラシアレス国立公園
ロスグラシアレスこくりつこうえん
Parque Nacional los Glaciares

アルゼンチン南部,サンタクルス州南西部にある国立公園。パタゴニア・アンデス山中にあるアルヘンティノ湖ビエドマ湖の周辺一帯を占め,面積 4459km2。 1937年設置。東部森林・草原地帯で,西部にはフィツロイ山 (3375m) をはじめとする高峰,湖,氷河などがある。ペリトモレノ氷河は今日も成長しており,その末端は湖中にはり出し,一部が割れて浮氷となって湖に浮かび,独特の美しい景観をみせている。グアナコ (野生のラマ) ,チンチラ,シカ,コンドルなどの野生動物が生息する。魚釣りなども楽しめるため,観光客が多く,アルヘンティノ湖南岸のカラファテが観光基地となっている。 1981年世界遺産の自然遺産に登録。

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