ビエドマ湖(読み)ビエドマコ

デジタル大辞泉 「ビエドマ湖」の意味・読み・例文・類語

ビエドマ‐こ【ビエドマ湖】

Lago Viedma》アルゼンチン南部、パタゴニア地方にある湖。アンデス山脈東麓にある氷河湖で、ビエドマ氷河などが流入する。南東端からラ‐レオナ川が流出し、アルヘンティーノ湖へ注ぐ。周辺一帯はロスグラシアレス国立公園に指定されている。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ビエドマ湖」の意味・わかりやすい解説

ビエドマ湖
びえどまこ
Lago Viedma

アルゼンチン南部、パタゴニア地方のアンデス山脈東麓(とうろく)にある湖。面積は1088平方キロメートル。過去の氷河によってつくられた氷河湖である。湖水西方のアンデス山脈稜線(りょうせん)部に広く発達するパタゴニア南氷床によって涵養(かんよう)され、湖の南東端よりラ・レオナ川となって流出して南方のアルヘンティーノ湖へ注ぐ。ロス・グラシアレス国立公園の一部をなし、フィッツロイ山の岩峰が望める景勝地である。

[松本栄次]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ビエドマ湖」の意味・わかりやすい解説

ビエドマ湖
ビエドマこ
Lago Viedma

アルゼンチン南部,サンタクルス州南西部にある湖。パタゴニア・アンデスの山中チリとの国境近くに位置する。面積約 1090km2。西方にフィツロイ,ムラヨンなどのアンデスの高峰がそびえ,西岸には氷河が迫る。南約 50kmにあるアルヘンティノ湖を含む周辺一帯はロスグラシアレス国立公園に指定されている。

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