ロダン美術館(読み)ロダンびじゅつかん(その他表記)Musée Rodin, Paris

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ロダン美術館」の意味・わかりやすい解説

ロダン美術館
ロダンびじゅつかん
Musée Rodin, Paris

フランスの国立美術館。彫刻家ロダン晩年仕事場であったパリのオテル・ビロンに,『青銅時代』『カレーの市民』『地獄の門』『接吻』などロダンの代表作のほとんどすべてとデッサン,作品の鋳型などのほか,ゴッホの『タンギー爺さん』を含む印象派の絵画や古代美術のコレクションなどが展示されている。これらはすべて死の前年にロダンが国家に寄贈したもので,美術館として 1916年に発足した。オテル・ビロンはビロン公の邸宅として J.ガブリエルと J.オーベールにより建設された美しい庭園を備えた 18世紀建築の傑作。また,パリ郊外のムードンにあるロダンのアトリエも美術館として公開されている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

一度利用した製品を捨てずにそのまま再使用すること。ごみの削減に重要だとされる「3R」の一つで、衣類・服飾品や家電などさまざまな品目が取り扱われている。リユース商品の専門店やイベント、フリーマーケット...

リユースの用語解説を読む