ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ムードン」の意味・わかりやすい解説 ムードンMeudon フランス北部,オードセーヌ県の都市。パリの南西,ベルサイユの東約 10kmに位置する住宅衛星都市。北部のセーヌ川沿いには機械・航空機工業が発達。画家ルノアール,マネ,彫刻家ロダンなどの住んだ町で,ロダンの家はそのまま彼の作品を展示した美術館となっている。付近には 18世紀の城址があり,セーヌ川をはさんでのパリ市街の眺望はすばらしい。ムードンの森はパリ郊外の緑地として重要。付近に天文台,航空博物館がある。人口4万 6173 (1990) 。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by
日本大百科全書(ニッポニカ) 「ムードン」の意味・わかりやすい解説 ムードンむーどんMeudon フランス中北部、オー・ド・セーヌ県の都市。人口4万3663(1999)。首都パリから南西4キロメートルの郊外にある住宅都市。自動車、航空機工業も立地する。南西に接してムードンの森があり、そこにあるムードンの城(起源は14世紀と伝えられる)は、1876年天文台に改築された。ルソー、バルザック、マネら、文人や芸術家が好んでこの地に住んだ。国立航空研究所と航空博物館がある。[高橋 正] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by