ワラント債(読み)わらんとさい

ASCII.jpデジタル用語辞典の解説

ワラント債

社債」と「ワラント」が1つの券面になっている債券のこと。1981年の商法改正で認可された。通常の社債に、新たに発行される株式を引き受ける権利を表象した証券を付けたもの。この新株引受権のことを「ワラント」と呼ぶ。「ワラント」は、権利行使期間を過ぎると無価値になるリスクがあるほか、価格変動幅が大きい。逆に、ワラント債から「ワラント」部分を切り離して残された社債部分は「エクスワラント」という。こちらは、「ワラント」のように紙切れになるリスクはなく、通常の債券と同様に元利金の支払いが保証されている。

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デジタル大辞泉の解説

ワラント‐さい【ワラント債】

社債権者に対し、発行会社の新株を定められた価格で買い付ける権利(ワラント)を付与した社債。平成14年(2002)の商法改正以前の新株引受権付社債(ワラント債の非分離型)に当たるもので、現在は、転換社債とともに新株予約権付社債という。WBwarrant-linked bond)。

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外国為替用語集の解説

ワラント債

ワラントは新株予約権。ワラント債は新株予約権付社債。少額の資金で、株式を購入するのと同じ効果が得られ、ハイリスク・ハイリターンの商品。社債として償還まで保有すれば利子を得ることができ、それ以外に決められた株数を決められた価格(権利行使価格)で買う権利がついているので、株価が値上がりした場合、その一定の価格で一定の数量(付与率)の株券を買い付け、時価で売却することによってキャピタル・ゲインを狙うこともできる。

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