現代外国人名録2016 「ヴィクトリアムローヴァ」の解説
ヴィクトリア ムローヴァ
Viktoria Mullova
- 職業・肩書
- バイオリニスト
- 国籍
- ロシア
- 生年月日
- 1959年11月27日
- 出生地
- ソ連ロシア共和国モスクワ近郊(ロシア)
- 学歴
- モスクワ音楽院
- 受賞
- シベリウス国際バイオリン・コンクール第1位〔1980年〕,チャイコフスキー国際コンクール・バイオリン部門第1位〔1982年〕
- 経歴
- 5歳で生地の音楽学校に入り、B.G.レヴィナに師事。1969年10歳でモスクワ音楽院中央学校に入学、’78年までブローニンに師事した。のちモスクワ音楽院でレオニード・コーガンに師事。’80年シベリウス国際コンクール第1位、’82年チャイコフスキー国際コンクール第1位に輝いたが、旧ソ連国内ではほとんど活動出来ず、’83年自由な演奏活動を求めて米国に亡命。’84年ニューヨークでデビュー、以来キャリアを積み重ねる。’91年ヨーロッパ・ユース・オーケストラ&グスタフ・マーラー・ユーゲント・オーケストラの旧ソ連ツアーに同行、9年ぶりにモスクワに戻った。若手演奏家たちとムローヴァ・アンサンブルも結成。バロック音楽や古楽器による演奏再解釈にも取り組み、高い評価を受ける。2000年ジャズやポップスに挑戦したアルバム「鏡の国のアリス」で新境地を開拓する。CDにバッハの「バイオリンソナタ集」「無伴奏パルティータ集」「ブラームスのバイオリン・ソナタ全曲」などがある。英国人チェロ奏者のマシュー・バーレイと結婚。1992年、’98年、2003年来日。2013年11年ぶりに来日公演。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報