20世紀西洋人名事典 「ヴィフレドラム」の解説
ヴィフレド ラム
Wifredo Lam
1902.12.8 - 1982
キューバの画家。
サグア・ラ・グランデ生まれ。
1923年マドリードに渡り、スペイン内戦では共和国軍に参加、’38年パリでピカソの知遇を得る。’41年キューバに戻り、激情を幻想的形象に具現化した「椅子」(’41年)、「ジャングル」(’43年)を制作。その後はフランス・イタリアで過ごす。その他の作品は「大地の音」(’50年)、「形象」(’52年)。父は中国人、母はアフリカ人。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報