20世紀西洋人名事典 「ヴィリバルトグルリット」の解説
ヴィリバルト グルリット
Wilibald Gurlitt
1889.3.1 - 1963.12.15
ドイツの音楽学者。
元・フライブルク大学教授。
ドレスデン生まれ。
美術史学者コルネリウスの子。ヴォルフルム、リーマンに師事。1914年M.プレトリウスの研究で学位を取る。第一次大戦に従軍、その後フライブルク大学教授となる。’19年コレギウム・ムシクムを設立し、バロック以前の音楽の再現演奏を試みる。’21年O.ヴァルカーに「プレトリウス・オルガン」を造らせる。’29年プレトリウスの著書を復刻。’58年より音楽大全を復刻出版。リーマン音楽辞典、AMW、新バッハ全集の編集に参加。研究の中心はルネサンス、バロック期の音楽である。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報