現代外国人名録2016 の解説
ヴェッセリーナ カサローヴァ
Vesselina Kasarova
- 職業・肩書
- メゾソプラノ歌手
- 国籍
- ブルガリア
- 生年月日
- 1965年
- 出生地
- スタラ・ザゴラ
- 学歴
- ソフィア音楽院
- 受賞
- 国際声楽コンクール第1位〔1991年〕
- 経歴
- 4歳からピアノを弾き始め、19歳の時ソフィア音楽院で声楽に転向。1989年ドイツの声楽コンクールに優勝したのをきっかけにチューリヒで本格的に歌手デビュー。’91年「セビリアの理髪師」のロジーナ役でウィーンにデビュー。’92年ザルツブルク音楽祭でロッシーニの歌劇「タンクレディ」の主役に抜擢され大成功を収める。以後、世界の一流歌劇場で活躍。ロッシーニとモーツァルトのオペラ上演には欠かせない存在になる。近年はフランスものにも意欲的で、「カルメン」「ヴェルテル」の実演やオッフェンバック名場面集の録音が絶賛される。2000年エディタ・グルベローヴァとの二重唱で初来日。2002年ボローニャ歌劇場「セビリアの理髪師」で日本でのオペラ初出演。2008年ロッシーニ「チェネレントラ」のアンジェリーナ役で新国立劇場初登場。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報