一万度の祓箱(読み)イチマンドノハライバコ

デジタル大辞泉 「一万度の祓箱」の意味・読み・例文・類語

いちまんど‐の‐はらいばこ〔‐はらひばこ〕【一万度の×祓箱】

江戸時代伊勢神宮御師おし年末御祓を入れ諸方面に配って、銭を受けた祓箱。「一万度祓」と墨書してあった。一万度

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「一万度の祓箱」の意味・読み・例文・類語

いちまんど【一万度】 の 祓箱(はらいばこ)

  1. 近世、伊勢神宮の御師(おし)が、年の暮に御祓を入れて諸国檀家へ配って、銭を受けた御祓箱。一万度。万度。
    1. [初出の実例]「彼一万度の祓箱に幣を立」(出典:随筆・嬉遊笑覧(1830)七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android