一万度の祓箱(読み)イチマンドノハライバコ

精選版 日本国語大辞典 「一万度の祓箱」の意味・読み・例文・類語

いちまんど【一万度】 の 祓箱(はらいばこ)

  1. 近世、伊勢神宮の御師(おし)が、年の暮に御祓を入れて諸国檀家へ配って、銭を受けた御祓箱。一万度。万度。
    1. [初出の実例]「彼一万度の祓箱に幣を立」(出典:随筆・嬉遊笑覧(1830)七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android