一乃谷(読み)いちのたに

[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクション 「一乃谷」の解説

いちのたに【一乃谷】

福井日本酒。明治時代に京都の俳人がくまがい茶碗で酒を飲み、当時の屋号「麦屋」と「くまがい茶碗」を詠み込んで「麦屋の酒は一乃谷 くまがいで飲めばいつも義経」と短冊にしたためたという逸話があり、酒名はこれにちなみ命名。大吟醸酒「仁兵衛」は平成15、16、18~21、25、26年度全国新酒鑑評会金賞受賞。ほかに大吟醸酒「薫(かおり)」「月下美人」「暁」、純米吟醸酒「稀覯(きこう)」など。原料米は山田錦、五百万石。仕込み水は九頭竜川の伏流水蔵元の「宇野酒造場」は元和5年(1619)創業。所在地は大野市本町。

出典 講談社[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクションについて 情報

デジタル大辞泉プラス 「一乃谷」の解説

一乃谷(いちのたに)

福井県、株式会社宇野酒造場の製造する日本酒。全国新酒鑑評会で金賞の受賞歴がある。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

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