デジタル大辞泉
「一仏乗」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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いちぶつ‐じょう【一仏乗】
- 〘 名詞 〙 仏語。仏教の真の教えはただ一つであり、それによってすべての衆生が成仏できると説く教え。声聞(しょうもん)、縁覚(えんがく)、菩薩(ぼさつ)におのおの固有のさとりの道があるとする三乗などの教えに対する語。一乗。
- [初出の実例]「一仏乗の宝処にいたらしめむがごとし」(出典:法華修法一百座聞書抄(1110)閏七月八日)
- [その他の文献]〔法華経‐方便品〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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世界大百科事典(旧版)内の一仏乗の言及
【一乗】より
…一つの乗りものという意味である。一仏乗のことで,三乗(声聞乗,縁覚乗,菩薩乗)に対する語。衆生を乗せて悟りにおもむかせる教えにたとえたもの。…
※「一仏乗」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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