一再(読み)イッサイ

精選版 日本国語大辞典 「一再」の意味・読み・例文・類語

いっ‐さい【一再】

  1. 〘 名詞 〙 一、二度。一、二回。
    1. [初出の実例]「一再固辞之允」(出典蔭凉軒日録‐文明一七年(1485)一〇月一六日)
    2. 「其の他十数万兵を挙ぐる一再に止らず」(出典:真善美日本人(1891)〈三宅雪嶺〉日本人の能力)
    3. [その他の文献]〔管子‐立政〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「一再」の読み・字形・画数・意味

【一再】いつさい

一、二度。〔史記、司馬相如伝〕竊(ひそ)かに聞く、長之れ(琴)を好むと。願はくは以て自らしめと。相如辭謝し、爲に鼓すること一再行。

字通「一」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android