精選版 日本国語大辞典 「一切智」の意味・読み・例文・類語 いっさい‐ち【一切智】 〘 名詞 〙 仏語。あらゆる現象を完全に知る智慧。広義では仏の智慧である、一切種智と同じとし、狭義では三智の一つとして、仏の智、菩薩の智に対する声聞縁覚の智とする。[初出の実例]「事の詮には、人の一切智具足して」(出典:愚管抄(1220)七)[その他の文献]〔添品法華経‐譬喩品〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例