一左右(読み)いっそう

精選版 日本国語大辞典 「一左右」の意味・読み・例文・類語

いっ‐そう‥サウ【一左右】

  1. 〘 名詞 〙 たより。様子安否を知らせる一報一度たよりをすること。また、ある問題事態などに対処するための指示
    1. [初出の実例]「急々御一左右承候者、忝可存候」(出典:東寺百合文書‐に・(年未詳)(室町)一〇月五日・東寺領名主百姓中申状)
    2. 「サア埒は明いた塗師(ぬし)屋殿ばんじは国より一左右(イッサウ)せん」(出典浄瑠璃・五十年忌歌念仏(1707)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む