精選版 日本国語大辞典 「一当」の意味・読み・例文・類語
ひと‐あて【一当】
〘名〙
① 鞭などを一度あてること。
② いくさなどを、一度相手に仕掛けてみること。勝負を挑(いど)んでみること。
※保元(1220頃か)中「それには臆すべからず。汝向て一当あてて見よ」
④ くじやかけ事などで、一度大あたりを取ること。
※浮世草子・風俗遊仙窟(1744)二「いづれ一中(ひとアテ)あてたるも最ぞかし」
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