一念不生(読み)イチネンフショウ

精選版 日本国語大辞典 「一念不生」の意味・読み・例文・類語

いちねん‐ふしょう‥フシャウ【一念不生】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。心統一が完成し、どんな妄想も一切起こらない境界(きょうがい)。「華厳経」に説くことば。
    1. [初出の実例]「一念不生のところに向ひてしばらくねぶり居たるに」(出典:俊成卿女集(1233頃か))
    2. [その他の文献]〔華厳五教章‐一〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む