一拍子(読み)いちびょうし

精選版 日本国語大辞典 「一拍子」の意味・読み・例文・類語

いち‐びょうし‥ビャウシ【一拍子】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 声明(しょうみょう)雅楽に特有の拍子一つ洋楽の¾、5/4、6/4などの拍子に近い
    1. [初出の実例]「そそけずに一拍子(イチビャウシ)、そなはって大原殿の神楽也」(出典浮世草子・好色貝合(1683)下)
  3. いっぴょうし(一拍子)

いっ‐ぴょうし‥ピャウシ【一拍子】

  1. 〘 名詞 〙 同一の音調。同一の拍子。また、歌一曲。
    1. [初出の実例]「おなじ田歌を一拍子にうたふべきかとおもひてあれば」(出典:幸若・伏見常葉(寛永版)(室町末‐近世初))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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