一搩手(読み)イッチャクシュ

精選版 日本国語大辞典 「一搩手」の意味・読み・例文・類語

いっ‐ちゃくしゅ【一搩手】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「搩」は張る、開くなどの意 ) 仏語。尺度の単位。親指と中指を伸ばしたときの長さ。指を一二本並べた長さに等しいともいう。七寸余。いったくしゅ。仏像を測るには、一搩手半(いっちゃくしゅはん)規準とする。
    1. [初出の実例]「たはぶれにいさごの塔をつくりつ、たかさ一𢷡手なり」(出典:観智院本三宝絵(984)下)
    2. [その他の文献]〔行事鈔‐中二〕

いっ‐たくしゅ【一搩手】

  1. 〘 名詞 〙いっちゃくしゅ(一搩手)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む