一搩手(読み)イッチャクシュ

精選版 日本国語大辞典 「一搩手」の意味・読み・例文・類語

いっ‐ちゃくしゅ【一搩手】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「搩」は張る、開くなどの意 ) 仏語。尺度の単位。親指と中指を伸ばしたときの長さ。指を一二本並べた長さに等しいともいう。七寸余。いったくしゅ。仏像を測るには、一搩手半(いっちゃくしゅはん)規準とする。
    1. [初出の実例]「たはぶれにいさごの塔をつくりつ、たかさ一𢷡手なり」(出典:観智院本三宝絵(984)下)
    2. [その他の文献]〔行事鈔‐中二〕

いっ‐たくしゅ【一搩手】

  1. 〘 名詞 〙いっちゃくしゅ(一搩手)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む