一文人形(読み)いちもんにんぎょう

精選版 日本国語大辞典 「一文人形」の意味・読み・例文・類語

いちもん‐にんぎょう‥ニンギャウ【一文人形】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代一文で売られた土製人形。ことに末期の今戸(いまど)人形の一種をいう。
    1. [初出の実例]「一文人形のあねさんのやうで」(出典:洒落本・客衆一華表(1789‐1801頃)富岡之套)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

デジタル大辞泉プラス 「一文人形」の解説

一文人形

大分県大分市の郷土玩具柞原(ゆすはら)八幡宮初秋祭り「浜の市」で売られる。竹串に頭だけがついた人形で、古くは着せ替えなどをして遊んだ。

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