精選版 日本国語大辞典 「一時流行」の意味・読み・例文・類語 いちじ‐りゅうこう‥リウカウ【一時流行】 〘 名詞 〙 蕉風俳論で用いる語。俳諧の生命である新しみを求めて、停滞を打破し、時々刻々に変化を重ねてゆくこと。通俗的には、その時々の世の好みに応じた一時的な新しさの意と解され、その意で用いられる場合が多い。⇔不易流行。[初出の実例]「蕉門に千歳不易の句、一時流行の句と云有り」(出典:俳諧・去来抄(1702‐04)修行) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例