20世紀日本人名事典 「一松定吉」の解説
一松 定吉
ヒトツマツ サダヨシ
大正・昭和期の政治家,司法官,弁護士 元・衆院議員;元・参院議員。
- 生年
- 明治8年3月18日(1875年)
- 没年
- 昭和48(1973)年6月8日
- 出生地
- 大分県豊後高田市
- 旧姓(旧名)
- 波多
- 学歴〔年〕
- 大分師範学校講習科卒,明治法律学校〔明治35年〕卒
- 主な受賞名〔年〕
- 勲一等瑞宝章〔昭和39年〕
- 経歴
- 明治36年判検事登用試験に合格し、司法省に入省。大分・天草各裁判所判事、横浜・大阪各地裁検事、大阪控訴院・大審院各検事などを経て、大正9年弁護士を開業する。また大阪市議から昭和3年以来衆院議員に連続8回当選。21年第1次吉田茂内閣国務相、逓相、22年片山哲内閣厚相、23年芦田均内閣の建設相を歴任した。25年から参院議員2回当選。この間、日本進歩党幹事長、改進党幹事長、国民民主党総務会長、同最高顧問、自民党顧問などを務めた。著書に「風雪九十年〈前編〉」がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報