国務(読み)コクム

デジタル大辞泉 「国務」の意味・読み・例文・類語

こく‐む【国務】

国家政務日本国憲法では国政うち立法司法を除き、内閣権能に属する事務総称
国衙こくがの政務。また、それを行う人。
[類語]公務政務法務税務軍務商務庶務財務外務労務教務学務社務会務宗務

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精選版 日本国語大辞典 「国務」の意味・読み・例文・類語

こく‐む【国務】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 国家の政務。国の行政に関する事務。日本国憲法では立法・司法を除く、内閣の行なう国の事務を総称していう。
    1. [初出の実例]「吾是女人也。性不物。万機日慎。国務滋多」(出典聖徳太子伝暦(917頃か)上)
    2. [その他の文献]〔梁武帝‐幸蘭陵詔〕
  3. 国衙(こくが)の政務。また、それを行なう人。〔三代格‐五・貞観七年(865)三月九日〕

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普及版 字通 「国務」の読み・字形・画数・意味

【国務】こくむ

政務。

字通「国」の項目を見る

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